先日発表されたiPhone 14 Proでは、ユーザー体験に悪影響を及ぼすパンチホールをソフト的にうまく隠し、通知領域などとして活用する「Dynamic Island」機能が発表されていますが、さっそくXiaomiで同様の機能が利用できるようになっているようです。
これはMIUIに実装されているテーマ機能により実現されているようで、第三者が提供するテーマによって利用できるようです。現時点では中国版でしか動作しないうえに、ロック画面でしか現れないとのこと。
動画を確認すると、画面左上にパンチホールがある機種であればパンチホール周辺とその右側が使われるようで、音楽の再生やメッセージの確認が行えるようです。パンチホール周辺も何らかの情報を表示しているように見えますが、これが何を示すのかはわかりません。
Dynamic Island Style Notifications / Now Playing on Xiaomi MIUI. Mi Theme Developers never disappoint 😎 pic.twitter.com/ImHmbkRZnb
— Vaibhav Jain (@vvaiibhav) September 11, 2022
ただし、パンチホールが上部中央にある機種では、パンチホールにより文字がコンスタントに隠れてしまっています。まだまだ開発は初期段階にあるとみてもよいでしょう。
Dynamic Island Style Music Player + Notifications on Xiaomi pic.twitter.com/r2Op41Susu
— Vaibhav Jain (@vvaiibhav) September 13, 2022
なお、RedmiのゼネラルマネージャーであるLu Weibing氏が、Weiboで「本当にDynamic Islandが必要か」という投稿をしたところ、Appleを模範する必要はないとする声もかなり多いようです。
Xiaomiはこれまで、Xiaomi 12シリーズのデフォルトの壁紙がiPhone 13のものと偶然では片づけられないほど似ていたり、ノートPC紹介ページのデザインを丸パクリしたり、挙句の果てにはiPhone 8が発表された翌年に数字を1つ飛ばし、どこぞのスマホに酷似した「Mi 8」を発表したりと、Appleへの片思いが強すぎるエピソードには尽きません。
が今回は公式による実装ではないうえに、ユーザーの声を募集している段階にあるあたり、まだマシです。