今年5月にその外観が発表されたGoogle謹製タブレット「Pixel Tablet」。時を同じくしてリークされたPixel 7シリーズとは異なり、あまり実機のリークがなされていませんが、ようやくそのスペックについて情報が投稿されたようです。
Techradarによると、Pixel Tabletについての簡単なスペックや機能が、Android内部のコードより発見されたとのこと。
SoCは5月に発表された時点と同じように初代Tensorを搭載。白額縁でチープな見た目の割には十分な処理性能を提供します。メモリは4GBの構成が確認されており、これは今までのTensorチップ搭載デバイスのどれよりも少ないもの。
カメラは両面で800万画素のIMX355を搭載。これはPixel 6のインカメラに採用されているもので、画質については期待が持てません。
またPixel TabletはGPSやセルラー通信に対応する可能性は低く、Wi-Fi専用モデルのみが用意されるようです。
そのほか、必要に応じてNest Hubとして動作することもできるようです。AmazonのFireタブレットはEcho Showとして、LenovoはAlexa内蔵を謳うタブレットを販売していましたが、これと似たようなものになるのでしょうか。
価格は不明であるものの、今回の情報を投稿したKuba Wojciechowski氏は「安価でシンプルなデバイス」であるとし、その処理性能や長期サポートで、価格がよければ一般消費者向けタブレット市場を支配する可能性があると述べています。来年の登場が楽しみです。