Huaweiは、OPPOとSamsungに対して、それぞれ特許を供与する契約を締結したことを発表しました。米国による制裁の中、特許ライセンスによる収益で奮闘しています。
Samsungとの契約では具体的な内容を示しませんでしたが、OPPOとの契約では、5Gを含むセルラー通信関連の特許を対象としていることが述べられています。ファーウェイは制裁の影響を受け、4GのSoCしか購入できないものの、既存の5G関連の特許を多く所持しており、それらを有効活用する形になります。
日経アジアによると、ファーウェイはこれらの契約により大きな利益を得ることができているようです。
また、特許ライセンスによる収益を拡大しているほか、研究開発への長期的な投資や特許ポートフォリオの拡充に専念しているとのことで、実際に2021年にファーウェイが取得した特許数は米国特許商標庁で5位であるとのこと。ファーウェイは制裁後、経営の多角化を進めており今後もしぶとく生き残りそうです。