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「OPPO Reno9」シリーズ正式発表。Snapdragon 8+ Gen 1、実行メモリ16GBの上位モデルも

 中国OPPOは、ミドルレンジスマートフォンRenoシリーズの最新機種「OPPO Reno9」「OPPO Reno9 Pro」「OPPO Reno9 Pro+」を正式発表しました。

スペック

 発表された3モデルのうち、最上位機種の「OPPO Reno9 Pro+」にはSoCに「Snapdragon 8+ Gen 1」を採用。「OPPO Reno9 Pro」は、先代同様にSnapdragon 8 Gen 1に近い性能を誇るMediaTekのDimensity 8100-MAXを、無印モデルはSnapdragon 778G 5Gを搭載します。

 また、上位2機種は、LPDDR5規格の16GB実行メモリを標準で備えており、下位モデルでさえLPDDR4X規格の8GBまたは12GBと大容量。内蔵ストレージは、256GBまたは512GBから選択可能です。

 バッテリー容量は、「OPPO Reno9 Pro+」が4700mAhであり最大80Wの急速充電にも対応。同社の公表値では、31分で100%充電することが可能とのこと。それ以外のモデルはバッテリー容量4500mAhであり、こちらも最大67Wの急速充電に対応します。また、全モデルに充電器が付属しています。

 Renoブランドはミドルレンジの位置付けながらも、本シリーズにおいてはハイエンド端末に引けを取らないどころか勝るほどの処理性能を持っています。

デザイン

 本体デザインは、OPPO Reno8シリーズと大きな変更はなく、光沢があり目を引くカラーリングが特徴。大きな変更点としては、カメラユニット土台の厚みが、先代では徐々浮き上がる形状だったのに対し、「OPPO Reno9」シリーズにおいては、土台はかなり薄く、代わりにカメラに厚みを持たせた設計に。

 本体色は、基本カラーのブラック、ゴールドに加え、「OPPO Reno9 Pro+」はミントグリーン、「OPPO Reno9 Pro」はグラデーションピンク、「OPPO Reno9」はグラデーションピンクとレッドをそれぞれ取り揃えます。

ディスプレイ

 3機種ともに解像度フルHD+、リフレッシュレート最大120Hz駆動の6.7型有機ELディスプレイを搭載。両端が湾曲したエッジディスプレイで、最大輝度は800ニトとなっています。

カメラ

 カメラ部に関しては、処理部と対照的にかなり控えめな構成。

 「OPPO Reno9 Pro+」は、5000万画素のメインカメラ、800万画素の超広角カメラ、200万画素マクロカメラの3眼構成。「OPPO Reno9 Pro」は、200万画素のマクロカメラを省いた2眼構成であるほか、「OPPO Reno9」では、6400万画素のメインカメラに加え、200万画素のモノクロカメラを搭載します。

発売日・価格

 「OPPO Reno9」シリーズは、すでに中国向けOPPO公式サイトより予約受付を開始しており、2022年12月2日より中国で販売を開始します。本体価格は、「OPPO Reno9 Pro+」が3999人民元(約7万6500円)、「OPPO Reno9 Pro」は3499人民元(約6万7000円)、「OPPO Reno9」は2499元(4万7800円)からとなっています。

 なお、現在のところグローバルでの販売に関しては発表されておらず、国内での販売についても未定です。

  Reno9 Pro+ Reno9 Pro Reno9
OS Android 13・ColorOS 13
SoC Snapdragon 8+ Gen 1 Dimensity 8100-MAX Snapdragon 778G 5G
メモリ 16GB 8/12GB
容量 256/512GB
画面 6.7型 (2412×1080)
カメラ 広角:5000万画素
超広角:800万画素
マクロ:200万画素
広角:5000万画素
超広角:800万画素
メイン:6400万画素
白黒:200万画素
インカメラ 3200万画素
電池 4700mAh 4500mAh
寸法 161.5 × 73.6 × 7.9mm, 192g 162.3 × 74.2 × 7.1mm, 174g
情報元OPPO
経由GSMArena
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