Xiaomiは、Android搭載電子ペーパータブレットの「Xiaomi Paper Note」を中国市場にて発表しました。
Xiaomi Paper NoteはAmazonの「Kindle Scribe」やBOOX Noteシリーズなどと競合するスタイラスペン対応電子ペーパータブレット。Android 11をプリインストールし、CPU名非公開のCortex-A55×4のクアッドコアSoCや3GBメモリ、64GBストレージを搭載。Wi-Fi 2.4GHz/5GHzとBluetooth 5.2もサポートします。画面サイズは10.3インチ。
スタイラスペンは4096段階の筆圧感知に対応。Xiaomi Pad 5や同社初の2in1ノートパソコンである「Xiaomi Book S 12.4」では共通のXiaomi Smart Penが利用できましたが、Xiaomi Paper Noteのスタイラスペンは独自モデルであるようです。替え芯は6つ付属。バッテリーを内蔵し、タブレット側面に吸着して充電する方式です。
バッテリーは3000mAhと普通ですが、18Wの急速充電に対応。バッテリー容量自体が小さいぶん、一般的なスマホより早く充電できそうです。重量はそこまで軽くなく、440g。10.61インチのディスプレイを備えたRedmi Padの重量(445g)とほぼ同等であり、10.3インチで380g台を記録するBOOK Note5と比較して劣ります。
充電ポートにはUSB Type-Cを搭載し、本体の厚みはかなり優秀な5.35mm。付属品はスタイラスペンと替え芯、そして保護ケースに充電器とかなり豊富。価格は2699元で、日本円にして5万2000円。