昨年、技術的な問題で開発中止となってしまったMetaのカメラ付きスマートウォッチについて、再び開発が再開された可能性があると、リーカーのKuba Wojciechowski 氏がツイートしました。
Leak: A new version of the @Meta smartwatch is in development, new details and photos below👇 pic.twitter.com/mlEgEQvWp5
— Kuba Wojciechowski 🌺 (@Za_Raczke) January 31, 2023
同氏によれば、このスマートウォッチはWear OSを使用せず、「Meta Quest」シリーズと同じようにAndroidのカスタム版を使用しているとのこと。
着脱式のフレームデザインを採用しているため、腕にバンドをつけたままMetaウェアラブルを手首から外すことが可能となっています。
背面と前面に2つのカメラを搭載しており、写真撮影ができるものと思われます。撮影した写真をFacebookやInstagramのようなメタサービスに直接アップロードできたら便利ですね。
昨年開発が中止された初代のスマートウォッチ「V1」は、EMGセンサーと呼ばれる手首から神経信号を拾うセンサーを背面カメラが妨げてしまうという問題がありましたが、このリークが事実なら、Metaは背面カメラとEMGセンサーを共存させることに成功したということになります。
「V1」との違いはセンサー部分の若干の変更と、本体外周が金属素材からプラスチック素材に変更された程度でほとんど見た目は変わっていません。
Kuba氏に情報を提供した人物によれば、メタバース関連のデバイスを出す前に、ユーザーをフォームファクターに慣れ始めることができるよう、スマートウォッチをリリースするというMetaの意図があるとのことです。
発売時期については、現時点では明らかになっていないので、更なる続報を待ちたいところです。