Xiaomiは、同社が2022年12月に中国国内で発表した「Xiaomi 13」の国際版を、MWC2023にて発表しました。
「Xiaomi 13」は、先代と比較しデザインがかなり変更されており、本体背面の大きなカメラユニットが特徴的。ディスプレイは、Xiaomi 12Sより若干大きい6.36型有機ELであり、片手でも握りやすいサイズ感になっています。
本体カラーは、ブラック、ホワイト、フィールドグリーンの3色。中国国内版のブルーや派手な色合いの限定色は、国際版では取り扱いません。なお、背面素材は、ブラックとホワイトはガラス、グリーンはフェイクレザー。
SoCには、米Qualcomm最新のSnapdragon 8 Gen 2を採用。実行メモリは、LPDDR5X準拠の8GBまたは12GB、内蔵ストレージは256GBまたは512GBから選択可能です。放熱面積は4642㎟を誇り、AIによる温度制御エンジンを搭載します。
「Xiaomi 13」のカメラは、光学式手ぶれ補正搭載の5000万画素広角、3倍光学ズーム対応の1000万画素望遠、1200万画素超広角の計3眼構成。ライカによるチューニングも施されています。最上位機種「Xiaomi 13 Pro」がメインカメラに1型センサーを搭載していることや、すべての5000万画素であることを踏まえると、カメラがProモデルとの大きな違いとなりそうです。
バッテリー容量は4500mAh。最大67Wの急速充電に対応し、同社の公表値によると、約38分でフル充電が可能とのこと。
「Xiaomi 13」は、2023年3月8日より一部の国で販売を開始し、本体価格は999ユーロ(約14万4100円)からとなっています。VAT込の値段なので、欧州域外で発売される場合はもう少し安くなるでしょう。なお、日本国内における販売については、現時点で公表されていません。
OS | MIUI 14(Android 13ベース) |
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SoC | Snapdragon 8 Gen 2 |
メモリ | 8/12GB |
容量 | 256/512GB |
画面 | 6.36型 FHD+(2400×1080) 120Hzリフレッシュレート 8bit色深度 |
カメラ | OIS5000万画素+1300万画素超広角+1000万画素望遠/マクロ |
インカメラ | 3200万画素 |
電池 | 4500mAh 67W急速充電 50Wワイヤレス充電 10Wリバースワイヤレス |
寸法 | 152.8×71.5×7.98mm, 189g(ガラス) 152.8×71.5×8.1mm, 185g(フェイクレザー) |
本体色 | ブラック・ホワイト(ガラス背面) フィールドグリーン(フェイクレザー背面) |
その他 | NFC、画面内指紋認証 |