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世界最小VRゴーグル「Bigscreen Beyond」発表!

 Bigscreenは、世界最小を謳うVRヘッドセット「Bigscreen Beyond」を発表しました。同社は同名のVRシアターアプリを提供する企業で、突然にVRヘッドセットを投入したのは驚きです。

 Bigscreen BeyondはベースステーションとPCの接続が必要なVRヘッドセット。本体重量は驚異の127グラム。一般的なヘッドセットより6倍軽いとアピール。スタンドアロン型とはいえ、割り切った仕様のHTCの「Vive Flow」でも189gであることを踏まえれば、非常に軽量であることが分かります。また、厚みは最薄部で24mm、幅は52mmとこちらも優秀。

 ディスプレイは片目2560×2560と高精細。90Hzのリフレッシュレートに対応しています。一方で、視野角は90°と狭めです。

 Bigscreen Beyondの購入にはiPhone XR以降のiPhoneが必要。これはIPD(瞳孔間距離)やクッションを個々人に合わせてカスタムするためであるようです。これにより、完全に光漏れがなくなるとしています。Meta Quest 2はすべてのユーザーが利用できるようにか、鼻の周りに非常に大きな隙間があり、ここから光が入り込んで没入感を阻害してしまいますが、これを一発で解決できます。

 SteamVRに対応。PCゲームを有線でプレイできますが、プレイ自体に位置を検出するベースステーションとValve Indexコントローラーが必要、かつ別売です。すでに持っているユーザーは問題ありませんが、新規で購入したりMeta Questシリーズなどからグレードアップしようとしたりすると、本体の他にこれらの購入費6万円以上もかかってしまいます。

 アクセサリーやオプションとして、度付きレンズが用意されるほか、99ドルのハイエンドオーディオストラップが用意されています。また、必須ではありませんが、全身トラッキングのためのHTC Trackerや、つい先日発表されたTundraトラッカーに対応。

 

 本体価格は999ドル(16万円)で、日本から購入しようとすると16万7000円。2023年の第三四半期に販売開始予定となっています。

情報元Bigscreen
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