Samsungのスマートウォッチ「Galaxy Watch5」シリーズは、長年の象徴でもあった回転ベゼルをすべてのモデルで廃し、上位モデルのバッテリー容量を爆増させることで競合と比較して有利な電池持ちを実現していましたが、後継シリーズとなるGalaxy Watch6シリーズでは回転ベゼルが帰ってくるようです。
SamMobileによると、中国の規制当局の公開したリストより、Galaxy Watch6シリーズのバッテリー容量が明らかとなったとのことで、同サイトはGalaxy Watch6とGalaxy Watch6 Classicの2種類のモデルが用意され、ケースサイズによって合計4モデルが登場するとしています。
Galaxy Watch6は40mmと44mmが、Watch6 Classicは42mmと46mmが用意されますが、それぞれの小さい方と大きい方のバッテリー容量は同じで、Watch6の40mm/Watch6 Classicの42mmは300mAh、同44mmと46mmは425mAhとなります。
ちなみに2世代前のGalaxy Watch4 Classicは42mmが247mAh、46mmが361mAhであるので、バッテリー容量が20%前後も増加していることに。
Galaxy Watch5 Proはいわば回転ベゼルを廃してバッテリー容量を増やし、また耐久性を上げたモデルでしたが、今回その後継モデルは登場しなさそう。筆者は「画面の小ささでタッチ操作のしづらいスマートウォッチは回転機構で高速スクロールが必須」と考えるほど物理回転ベゼルに魅入られ、Galaxy Watch5シリーズの発表前にWatch4 Classicを購入した身であるため、この動きは大歓迎。今後に期待したいところです。