総務省の技術適合証明を、サムスン電子の「SM-S918Q」が認証取得していたことがわかりました。
SM-S918は、Galaxy S23 Ultraの型番です。
Galaxy S23 Ultraは、ドコモとau向けに投入。両者、キャリア型番とは別にメーカー型番も存在しており、ドコモ向けはSM-S918D、au向けはSM-S918Jとなっています。
楽天モバイル版が仮に存在するならば、型番は末尾C、SM-S918Cとなるのが妥当のはず。
過去にはGalaxy Z Fold2 トム・ブラウン版(Galaxy Z Fold2 5G Thom Browne Edition)が、末尾QのSM-F916Qの型番を持っていました。
このことから、SM-S918Qは、Galaxy S23 Ultraの公開市場向けSIMフリースマートフォンとなる可能性がありそうです。
ちなみにZ Fold2 トム・ブラウン版はSIMフリーで限定販売するも、SoftBankのプラチナバンドに非対応でした。
今回SM-S918Qは5G Sub6 n77/n78/n79とミリ波n257に対応した上で、SoftBankのB8含む大手三社プラチナバンドしており、ドコモとau以外のユーザーでも利用できそうです。楽しみですね。
ただし販路をも牛耳る大手三社寡占の現状、公開市場版の台数はそれほど多くは見込めません。メーカーとしては挑戦であり、コアなファンを繋ぎ止める役割や、宣伝塔として割り切らなければならない部分も出てくるのではないでしょうか。特に高額なモデルだけあって、コラボや限定色を目玉とするなど、数量限定となる可能性も想定しておく必要はあるかもしれません。
認証通過自体が必ず販売決定を意味するわけではない点にも注意しておきたいところ。
もし販売するとなれば、分離プラン導入後の新たな課題分野である公開市場販路への、サムスンの積極的な挑戦を応援したいところです。
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