NECパーソナルコンピューターは、個人用Androidタブレットの「LAVIE Tab T8」および「LAVIE TAB T9」を発表しました。6月上旬より販売開始予定。
LAVIE Tab T8とT9はともに安価なエントリークラスのタブレット。搭載するSoCは、Tab T8が4コアのMediaTek Helio A22、Tab T9が8コアのHelio G80。前者のA22は5年前、後者のG80は3年前、さらにエントリークラスのSoCということもあって、処理性能には全く期待が持てません。Tab T8はメモリ4GBのストレージ64GB、Tab T9は同4GB/128GB。
ディスプレイはTab 8が8インチのHD液晶で、解像度は1280×800、Tab T9が1340×800の9型液晶。Tab T9のほうが長辺が長く、表示領域と持ちやすさの両立を狙っていると評価できます。
バッテリー容量は両モデルとも共通で5100mAh。一方、画面サイズや本体の処理性能を理由としてか、Tab T9では駆動時間が10時間であると示されている反面、Tab T8ではこれが大きく伸び15時間であるとのこと。
プリインストールOSはAndroid 12。両モデルともステレオスピーカーを備えますが、Tab T9ではDolby Atmosに対応。このほか、保護者が子供の使うアプリや利用時間を管理できる「Google キッズスペース」をサポートし、スタンドとして使えるタブレットカバーを別売りで用意します。
各家電量販店で取り扱われる際の価格は不明ながら、NECの直販サイトであるNEC Directでは、Tab T8の64GBモデルが3万2780円、Tab T9の128GBモデルが4万7080円となっています。