韓国サムスングループでバッテリー事業を手がけるサムスンSDIが、新しい生産技術を導入するため、中国企業2社と協力していることがわかりました。
韓国メディア「THE ELEC」によると、サムスンSDIが開発を進めているのは、バッテリー製造時に用いる新しいスタッキング装置。
スタッキングはバッテリーのエネルギー密度を増し、小型で高出力の製品を作るため技術で、同社の電気自動車用バッテリーには既に導入されています。
今回明らかとなった新しいスタッキング装置は、スマートフォンやタブレット、小型家電などに載せる小さなバッテリーの製造を想定した物。
THE ELECは本件について、サムスンSDIが業界での競争力を高め、グループ企業のサムスン電子からの受注を拡大する狙いがあるとみています。
「Galaxy Note7」リコール騒動から7年。新技術への挑戦を続けるサムスンSDIの今後に期待しましょう。