Appleは、MR対応HMD「Vision Pro」を正式発表しました。価格は3499ドル。iPhoneがモバイルコンピューティングを開拓したように、今度は空間コンピューティングを開拓すると謳います。
眼の前に巨大スクリーンを投影。空間オーディオ対応。映像やゲームを楽しめます。3D動画を再生できる空間再現ビデオにも対応します。
同じ空間を他の人と共有することも可能。デジタルコンテンツと周囲を融合できます。
各アプリを空間上に配置。拡大縮小も自由。ウィンドウ再配置は、ウィンドウが被らないよう設計。空間全体に広げることも可能。周囲の空間を自然などにして静寂に満ちた空間を作ることも可能だといいます。
筐体側面上部にDigital Crownを備えます。インサイドアウト方式。基本操作は視線誘導やSiri、指。コントローラ不要で、目と手と声だけで直感的に操作可能だといいます。全てのジェスチャーがソファに座ったまま可能。
EyeSight。周りから目が見えないことを示すよう目をエフェクトで隠す、周囲に人が来たらその人を表示するなど。
LiDARを搭載、空間マッピング可能。IRカメラも搭載。前部センサーで顔を撮影し、デジタルPersonaを作成。オンライン会議に使用可能とのこと。被ってる時はインカメラ使えませんが、これなら自分の顔でビデオ通話会議に参加もできるというわけです。
AppleシリコンバックプレーンのマイクロOLEDを搭載。片目あたり4K以上。レンズはZeissで3枚構成。広式域やHDR動画再生にも対応。動画も記事も小さな文字までくっきり見えるといいます。Safariを拡大すればタブも画面いっぱいに。
3Dオブジェクトをあらゆる角度から眺めることも可能だとも。
BluetoothアクセサリMagic TrackpadやMagic Keyboardも接続して使用可能。Macbookのスクリーンを映すことも可能。理想的な作業空間でシームレスに連携できます。
電源は、有線接続のモバイルバッテリーに依存。処理系は頭部。フェイスパッドや後頭部パッドはモジュラー式で着脱可能。
R1チップとM2チップを搭載。OSはvisionOS。iOSアプリも使用可能で、Adobe Lightroomは目と手だけで操作できるとのこと。iPhoneやiPad、Macと常に同期。全てのメモや写真などシームレスに連携。vision OS用のApp Storeも開設されます。
米国では2024年早期(Early next year)に登場。日本での発売日は不明です。