ZTE傘下のゲーミングブランドRedMagicは、7月5日に中国にて新製品発表会を行うことを告知しました。RedMagicは日本でも精力的に製品を販売しているため、日本でお目にかかれることもあるかもしれません。
公式Weiboの投稿によれば、7月5日の発表会では、かねてより噂されていた红魔游戏平板、つまり「Red Magic Gaming Tablet」が目玉の商品となるようです。
同タブレットの技術仕様はほとんどわかっておらず、ゲーミングなら高性能なチップを搭載するよな……と予想することぐらいしか叶いません。
あり得そうなのは、ZTEが4月に発表した「ZTE Axon Pad」のリブランドモデルという可能性。ZTE Axon PadはSnapdragon 8+ Gen1を搭載し、120Hzのリフレッシュレートに対応。80W急速充電&10000mAhバッテリーを備え、ゲーミングタブレットを名乗るには十分な性能です。
これだけで「全く同じスペックである!」と断定することはできませんが、ティザー画像からディスプレイのアスペクト比やベゼルの厚みを比較してみたところ、ほぼ一致していました。
気になるのが画面サイズ。ZTE Axon Padは12.1型と、タブレットの中では比較的大柄なディスプレイを採用しています。
ゲーミングタブレットの先駆者であるLenovoは、8インチのゲーミングタブレット「Legion Y700」を販売する際に、小型な8インチディスプレイにより手の疲れにくさをアピールしていました。
一方、Axon Pad改めRed Magic Gaming Tabletは12.1インチで608gとかなり重ため。ゲーミングはゲーミングでも、ゲームパッドを使用して遊ぶことを前提としているのかもしれません。
珍しいゲーミングタブレットというカテゴリ。日本にも来てくれると嬉しいですね。
なお、製品発表会では、これ以外に完全ワイヤレスイヤホンの「Red Magic Dao TWS」と、「Red Magic 8S Pro / 8S Pro+」が発表される見込み。
Red Magic 8S Pro / 8S Pro+は、今年1月に発表されたRedMagic 8 Proシリーズのマイナーチェンジモデルで、第4世代のUDC(画面下カメラ)を搭載するとしています。下画像は第2世代UDCを採用したRedMagic 8 Proですが、すでにカメラの存在を全く認識させないものとなっています。