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サムスン、ミドルレンジExynosにもAMDのグラフィックを採用か

 Samsungは1年半前に「Exynos 2200」をリリースしました。このSoCは一部地域のGalaxy S22シリーズなどに搭載され、AMDの技術協力を得て開発された「Xclipse 920」を搭載していましたが、この独自GPUがようやくミドルレンジのExynosにも搭載されるようです。

 リーカーのRevegnus氏が伝えたところによれば、Samsungは来年発表予定のExynos 1480/Exynos 1430において、AMDとSamsungが共同で開発したmRDNAアーキテクチャを採用した独自のグラフィックを採用するとのこと。

 ただしその用途は、ゲーム向きというよりISP(画像処理)に重きを置いているようで、Exynos 2200で期待された高いゲーム性能は期待できないようです。

 Exynos 2200が採用していた「Xclipse 920」は、AMDのRDNA 2をベースに開発したmRDNAアーキテクチャを採用。モバイル向けとして世界初のレイトレーシングや可変レートシェーディングといったゲーム向きのグラフィック機能に対応していることがアピールされていますが、ベンチマークで測定したGPU性能は同世代のSnapdragon 8 Gen1に劣り、その他CPU性能などもSnapdragon優位を覆すことはできませんでした。

 Galaxy S23シリーズではついに全市場においてExynosシリーズを採用しなくなりましたが、Samsungは「部門間で連携して独自チップを開発する」と表明しています。

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