大手時計メーカーのカシオ(カシオ計算機株式会社)は、メタバース「VRChat」への参入を発表。同プラットフォーム内に、バーチャルワールド「G-SHOCK STORE」を設置しました。
同ワールドは、カシオの腕時計「G-SHOCK」にフォーカス。パーツを使い自分好みの「G-SHOCK」を作る「MY G-SHOCK」というコンテンツが体験できます。作成した「G-SHOCK」は、アバターでの試着も可能。
最近、国内企業が「VRChat」に公式参入する事例が相次いでいます。不動産領域の株式会社Any Gold TrustはVRChat社と公式に提携。日産自動車やMyDearest株式会社(ここはVR企業ですが)は、公式ワールドを「VRChat」内に設置しています。
カシオもこういった波に乗ったワケですね。同社曰く、時計メーカーとして「VRChat」上でワールド(仮想空間)をオープンするのは、カシオが初なのだとか。
カシオは、ワールド設置の発表と同時に、アバターに装着できる「G-SHOCK」の販売をオンラインストア「Booth」で開始したことを告知。価格は3000円(税込)です。
同アイテムはOSC(OpenSound Control)に対応しており、アクセス元の時刻と連動。「VRChat」内でアバターに装着した「G-SHOCK」を見ることで、時間を確認できます。
カシオによると、今後も「VRChat」向けの展開は継続する予定で、11月には「VRchatの人気アバター」とコラボ企画を実施予定とのこと。また、追加のコンテンツも順次リリースするそうです。
「G-SHOCK」を公式がメタバース向けに売り出したのも驚きですが、コラボするという人気アバターも気になりますね。続報を期待して待ちたいところです。