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小型スマホ「Doogee Smini」レビュー。これだよこれのサイズ感、しかも頑丈

 中国の新興スマートフォンメーカーDOOGEEより、Androidスマートフォン「DOOGEE Smini」を提供していただいたのでレビューします。実売2万円台〜4万円程度の機種です。

 本機の魅力は何よりもそのサイズ感。なんと4.5型で縦長。

 まるでストレートガラケーのようなサイズ感!こんなの欲しかった!

左:INFOBAR xv, 右:DOOGEE Smini

 他の小型スマホとも比べておきます。Zenfone 10よりもさらに一回り小さい。Rakuten Handよりもスリムです。文句なしのコンパクト!握る感じ、非常に持ちやすいです。

左からJelly Star, Rakuten Hand, DOOGEE Smini, Zenfone 10, Xperia XZ1 Compact

 重量は約155g(実測約156g)で実用的な重量です。とはいえRakuten Hand 5Gが約130gなので、それと比べると重たいと言えるかもしれません。ただそれは電池容量やタフネス筐体もあってある程度やむを得ないでしょう。Rakuten Hand 5Gは2630mAh、Sminiは3000mAhです。

 防水防塵等級は非常に高くIP68およびIP69K、高温高水圧にも対応、さらに米国国防総省の装備品調達規格MIL-STD-810Hに適合というタフネスっぷりが特徴です。アウトドアもばっちり。風呂でも使いたくなるサブ機として良いですね。タフネスらしく(?)謎の気温・湿度計表示が背面ディスプレイにあります。

 キャップレス防水ではなく、充電端子にはカバーあり。充電のたびに面倒。高温高水圧対応ならしょうがないか。

 側面の電源ボタンは指紋認証センサーと兼用。ハイエンドのものと比べれば少し遅いかもしれませんが、十分な解錠速度です。

 ちなみに左側面にはショートカットキーあり。単押し/二度押し/長押しに任意のアプリを割り当てられます。さすがにロック画面解錠後じゃないと機能しないですけどね。Xの起動を割り当てておきました。

 SoCはMediaTekのHelio G99を採用。実行メモリは8GB、ストレージは256GB。性能は ミッドレンジスマホ程度の実力はあります。

  • AnTuTu v10.1.7:412836
  • GeekBench 6 CPU シングルコア:715
  • GeekBench 6 CPU マルチコア:1804
  • GeekBench 6 GPU:1294
  • Sling Shot Extreme:2624
  DOOGEE Smini
OS Android 13
SoC Helio G99
実行メモリ 8GB(LPDDR4X)
内蔵ストレージ 256GB
外部ストレージ 最大1TB(microSD)
メインディスプレイ 4.5型(QHD+), IPS
リアカメラ メイン(5000万画素) / サブ(200万画素)
インカメラ 800万画素
バッテリー 3000mAh, 急速充電対応(最大18W)
重量 155 g
カラー ホワイト / ブラック / パープル

 ただ体感できる動作感はいまいち。ChromeでWebサイトのスクロールは指の動きに合わせて動くだけで、弾いても慣性スクロールが働きません。Xで指を勢いよく弾いてもスクロール慣性も鈍くスクロールが早い段階で失速しがち。Firefoxを入れてみるとChromeより快適に動くので、相性問題が激しい印象。特にChromeとXは読者の利用頻度が非常に高いアプリだと思いますので注意して下さい。

 ディスプレイは4.5型(qHD+)の液晶。画面品質は価格帯相応、画面の最大輝度は廉価モデル相応。真夏の直射日光下なんかでは見づらいシチュエーションも出てくるかもしれませんが、テスト中に困ることはありませんでした。

 文字入力は、画面が小さいので英字QWERTYキーボードの入力には難がありますが、日本語フリック入力に限れば、SMSなど短文送信には十分使えます。バイブレーションは偏心式で立ち上がりが遅い感じなので、文字入力時の振動はオフでいいと思います。

 リアカメラは二眼構成。メインの5000万画素広角カメラを中心に試してみました。全般的に色褪せた色彩、不安定なホワイトバランス、ディテールなど全般的に低水準ですが、ネームドではないメーカーの格安中華機はこんなものです。

 センサーからレンズ、画質処理まで、「ああ、ガラケーっぽい」と懐かしい気持ちになれること間違いなし。

 無駄に今風のナイトモードが付いてたりします。おお、確かに細目で見るとそれっぽい!それっぽいが、ちゃんと見るとノイズまみれでディテールは死んでいる!でも安モデルでは描写できない場合もある屋根の形状とかは大筋はわかったり、ちょっとだけ可能性は感じるので、今後の改善に期待です。

 手ブレしやすくダイナミックレンジも非常に狭いです。

 ただし、朝方や夕方はそのダイナミックレンジの狭さを逆手に取って、いっそのこと露出を引き下げたりしてみてください。オールドレンズっぽい、ガラケーっぽい雰囲気が引き出せます。

 以下、左が設定なし、右が画面タップ後に出てくる露出つまみを引き下げた画。

 あ、意外といいかもって思ったでしょ?けっこう遊べます。

 一応サブのマクロカメラも試してみましたが、さすがに画質が低すぎる、手ブレしやすいとあってあんまり使えません。付けなくて良かったと思います。

マクロカメラで撮影

 そもそもメインカメラでも結構寄れますからね。これとか良くないですか?オールドレンズみたいに味のある感じに撮れてるでしょう。

 ナイトモードなんか付けちゃったけど、そんな現代的なものは開発しきる余力もはなく、レトロ方面で楽しまれるというのがわかっているのか、なんと「フィルムモード」を搭載しています。この割り切りや良し。メイン機にするには到底不可能なレベルですが、サブ機として遊ぶ余地あり。

 あ、ちょっとこれ良くないなと思ったのは化粧箱の表記。実行メモリと、仮想メモリの合算を表記している激安中華端末あるある。正直、格安端末の読み書きの遅いストレージで仮想メモリを補ったところでそれほど大きな意味はありません。これが3GBのような最低限の動作確保も難しい端末なら、そのように仮想メモリ対応を謳いたい気持ちはまだわかりますが、本機はしっかり6GBは搭載しているわけですから、堂々と誠実に表記して欲しいですね。

物理デュアルSIM、技適マークは背面シール、B8/B18/B19対応

 スピーカーは全体的にいまいちで響きが乾いてしまう感じ、決して良くありません。とはいえ安中華機としては最低限を満たしていると思います。最近、安中華タブレットALLDOCUBE iPlay50 miniを買ったんですけど、タブレットだから音響設計の余裕は本来あるはずなのにマジでスピーカー劣悪で全く使い物にならないですからね、拷問のようなガビガビの低音質で不快です。こっちは小型筐体なのに、YouTubeの動画なんかを見る分にはちゃんと不快なく使えてしまうので偉いと思います。

 音質云々より、スピーカーの配置が前面や側面ではなく、背面にあるので、机上に置くときには注意かも。裏を向けて置いておくとちょうどいいですね。YouTube Premium加入して、画面消して裏向けて適当にニュース番組を流しておくのにはちょうど良かったです。音量は10万円台半ば〜20万円の一流機種にはかないませんが、Zenfone 10ぐらいの音量は確保しています。

 4万円は高いと思いますが、小型で頑丈、ニッチな要素を詰め込んだ機種なので刺さる人には刺さると思います。AliExpress公式店の約3万4千円。セール2万円台ぐらいの価格で販売されており、サブ機や玩具として大いに割り切れるので楽しめると思います。

 けっこう面白い機種だったのですが、タフネスじゃなくてもうちょっと軽い小型機もぜひ見てみたいなと個人的に思いました。なぜならRakuten Hand 5Gが終売してしまいましたからね。その穴を埋めてくれる存在として歓迎されると思いますよ。次回作に期待です。

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