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ソニーの次期「1型」撮像素子、LYT-900の詳細判明!22nmプロセスで省電力/高機能化、 OPPO Find X7シリーズに搭載

 SONYセミコンダクターは中国の短文投稿SNSの微博(Weibo)で、SONYの新イメージセンサーブランド「LYTIA」のハイエンド「LYT-900」の一部詳細を公開しました。

 LYT-900は今年6月に公開されたLYTIAの製品ラインナップのうち、最もグレードが高いモデル(6月当初はハイフンのないLYT900として公開)。

 5000万画素1/0.98型の積層型CMOSイメージセンサーで、コンパクトデジタルカメラで一般的な1型を超えるサイズの仕様であることが分かっていました。

 しかし、Xiaomi 13 UltraやVivo X100 Proに搭載されているIMX989も同様のスペックであるため、リネームであるのか別仕様であるのかどうかが明らかになっていませんでした。

 今回のWeiboの投稿で、LYT-900は「IMX989からアップグレードされた最新仕様のイメージセンサー」であることが判明しました。

 明らかになった仕様は以下の通り。

  • 飽和信号量が約1.3倍に増加し、ダイナミックレンジが向上
  • 高度な低ノイズ機能により暗所でも優れた画質
  • 論理回路部の製造が22nmプロセスになり省電力化と高機能化
  • 8K 30fps撮影で30%以上、4K 30fps撮影で50%消費電力を削減
  • 4K 60fps HDR撮影への対応と映画撮影レベルの8Kビデオ

 飽和信号量はIMX989ではピクセルサイズが1.6μmで12000e-だと明かされていることから、LYT-900はピクセルサイズに変更がないにも関わらず約1.5600e-を実現していることが推測されます。飽和信号量が高いため、明暗差の激しいシーンにおいても白飛びや黒つぶれの少ない撮影ができそうです。

 高度な低ノイズ機能はIMX989で実装された、アナログデジタル変換時に画素情報を2回読みだして平均化してランダムノイズを低減するLN2ノイズ低減モードやその発展技術となる可能性があります。

 IMX989では、Xiaomi 14シリーズに発表時に消費電力がLightFusion 900と比較して高いことが指摘されていました。通常の40nmでの製造であると予想されるIMX989の論理回路をLYT-900では22nmでの製造に変更することで、消費電力の欠点を克服しています。

 ソニーセンサーの22nmプロセスでの論理回路部の製造は、OPPOのセルフィー用RGBWイメージセンサーで初めて行われました。この時は40nmでの製造に対してトランジスタ数を330%増加させ、45%製造精度を高め、消費電力が30%少なくなったとOPPOは伝えており、今回の発表の通り高機能化・消費電力の低減に寄与することが分かります。

 また、4K 60fpsでのHDR撮影が可能とのことですが、QDOL4と呼ばれる4枚の画像を合成するSONY独自のHDRや、高ISOと低ISOの異なる変換比率のISOの写真を同時出力し合成するDCG-HDRのフレームレートを高めて実現していることが予想されます。

 このLYT-900について、WeiboのOPPO公式が反応し、来年1月の発表が予想されているOPPO Find X7シリーズにおいてはじめて搭載することを発表。

 事前のリーク通り、OPPO Find X7 Ultraとして登場すると噂される最上位機種に搭載されると思われます。

 さらに、OPPOの他、vivoやXiaomiのフラグシップに搭載されることがリークされています。(過去記事)IMX989に代わってLYT-900を搭載することが来年のフラグシップスマートフォンのカメラのトレンドになる可能性が高いです。IMX989をAQUOS R8 Proに搭載しているSHARPや、過去に1型センサーを搭載したXperia PRO-Iを発表しているXperiaの国内メーカーの採用にも期待したいところです。

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