中国の著名リーカーの数码闲聊站氏は、来年初旬に発表予定のOPPO Find X7 Proのカメラスペックをリークしました。
SoCはSnapdragon 8 Gen 3で、メインカメラにはSONYのLYTIAブランドの1型イメージセンサー「LYT-900」を搭載。
さらに、スマートフォン初となる2つのペリスコープ望遠カメラを搭載することが判明しています。
Find X6シリーズではX6がDimensity 9200、X6 ProではSnapdragon 8 Gen 2を搭載。Find X7シリーズにおいてDimensity 9300を搭載した端末があることがOPPOから発表されており、今回の情報と合わせてX7にDimensity 9300、X7 ProにはSnapdragon 8 Gen 3とそれぞれ新SoCに更新されることがほぼ確定となります。
Find X7 Proに搭載されるLYT-900は、SONYのスマートフォン向けフラグシップとなる5000万画素の1型イメージセンサー。
表記上のスペックはFind X6 Proに搭載されたIMX989と変わりませんが、Snadragon用に調整されているとのこと。明所での白飛びの少なくなる低感度ISOと、暗所でのノイズを減らすような高感度ISOの2つの光信号の変換比率の異なるISOを切り替え可能で、同時出力することでワンショットのHDR撮影を可能にするDCG機能が最適化されているようです。
望遠カメラには、Find X6 Proと同様に光学2.7倍(約65mm)のIMX890の大型ペリスコープ望遠カメラを搭載。1/1.56型という望遠カメラで最大となるセンサーサイズとf/2.5という大口径レンズにより、メインカメラのような撮影品質を提供していました。
それだけでなく、ペリスコープ望遠カメラをなんと、もう1つ搭載するとのこと。望遠カメラを2つ搭載したスマートフォンは今までにもありましたが、ペリスコープ望遠カメラでは初。光学6倍(約138mm)で5000万画素のIMX858と思われるスペックであるようです。
低照度での撮影やポートレート撮影は光学2.7倍望遠カメラ、6倍以降の長距離ズームは光学6倍望遠カメラで撮影といった使い分けにより、より広い範囲で高画質な撮影できることが期待されます。
数码闲聊站氏はハッセルブラッドのXCDレンズのぼかし効果を再現したポートレートモードに新しい焦点距離が追加されることもリークしています。現在はXCD 30mm/65mm/80mmのレンズをそれぞれ再現した構成となっていますが、135mmあたりのレンズが追加されることが予想されます。
カメラにはこの強力な光学システムを含む、HyperToneと呼ばれる新しいカメラシステムが実装される予定。どのような撮影体験を提供するのか、注目が集まります。
数码闲聊站氏によると、FInd X7シリーズは2024年の中国の旧正月(2月10日)より前に登場する予定であるとのこと。