3月4日(月)日本発のVR対応メタバース「VARK」が、サービスを終了したことを発表しました。
「VARK」は2018年にサービスを開始したプラットフォームで、エンターテイメントコンテンツの提供にフォーカスして運営していたのが特徴。
過去には、ホロライブやにじさんじといったグループに所属するVTuberのライブを行ったり、「パリピ孔明」といったアニメ作品とのコラボアバターを展開したりするといった企画を実施していました。
プラットフォーム通貨「VARKコイン」については、5月5日まで払い戻しの申請を受け付けるとのこと。もし所有しているなら早めに申し込んだ方がよさそうです。
VARK社の加藤卓也代表取締役によると、「VARK」は同社のtoCユーザー向けプロダクトとしては初めて売り上げ1億円以上を記録したとのこと。
これからの同社は、ショート動画作成サービス「VARK SHORTS」に注力するそうです。
なおVRから完全に撤退するワケではなく、会社としてメリットを感じた際は、同領域に戻るよう準備をしているのだとか。
国内外を問わず色々な企業がメタバースを展開してますが、実情はなかなかに厳しいようです。いつか「VARK」(を発展したサービス)が復活することを期待したいですね。