
AYANEOは、日本にて携帯ゲーム機「AYANEO Pocket S」を発表しました。色展開はアイスソウルホワイトとオブシディアンブラックの2色。価格は8万9800円から。発売日は2024年7月上旬。

AYANEOは2021年に現在の携帯ゲーミングPCの雛形とも言えるAYANEO 2021を投入。ASUSやLenovoといった大手が追従してくるほど盛り上がっているジャンルにおける、先駆者的な側面を持っているメーカーです。

デュアルスクリーンや指紋認証付き電源ボタンもこの分野では先駆けていたといいます。

そんなAYANEOの最新モデルが、OSにWindowsではなくAndroid採用の携帯ゲーミング端末「AYANEO Pocket S」です。アルミ削り出し一体型筐体で高級感があります。


なおハイエンドのAndroidゲーム機の優位性として「冷却機構搭載」「ジョイスティック一体型で便利」「メインスマホとはわけたサブ機なので電池をゲームに全て使って構わない」「無駄な通知も来ない」といった点を挙げます。
また、Windows搭載携帯ゲーミングPCよりも、電池持ちは上回るとのこと。レトロゲームで性能を下げれば最大8時間、原神などで3時間程度。それでいて重量は携帯ゲーミングPCの半分ほどで済みます。

本機が搭載するSnapdragon G3x Gen 2。Qualcommの型番命名規則は何だかんだでわかりにくいですが、要するに「スナドラ8 Gen 2のCPUクロックとGPUを変更した、ゲーム用のSoC」です。メモリはLPDDR5X、ストレージはUFS4.0で読み書き高速。

TDPは最大15W。静音冷却ファンを搭載。側面ターボキーから最大15Wフルスロットルモードを呼び出し、ファンを稼働させて冷却しながら最大性能を引き出すといいます。



筐体は薄さ14mm。Nintendo Switchよりも軽い350gの軽量筐体。


右:iPhone 15 Pro Max
AYANEO2を彷彿させるデザインで、黒い縁がなく現代的な画面。


上:AYANEO 2
画面は6型IPS液晶。解像度は1080pまたは1440p。

OSはAndroid 13。もちろんGoogle Playも利用可能。キーパッド対応ゲームのほか、キーパッド非対応ゲームもマッピング機能でジョイスティック操作も可能になると謳います。

このAndroid携帯ゲーム機、iPhoneもAndroidもゲームパッド非対応の鳴潮でパッド使える!ヒャッハー! pic.twitter.com/1kV7gyT9L3
— すまほん!! (@sm_hn) May 30, 2024
AYANEO Pocket S デモ pic.twitter.com/T7iumJtFbh
— すまほん!! (@sm_hn) May 30, 2024
また、Xbox Cloud GamingやGeforce Nowといったクラウドゲームサービスも利用可能。

ハプティクス部分にもこだわっており、鳴ってる音を解析して振動を加える機能にも対応します。

先行予約にて国内正規版は定価より1万円安い価格となります。予約限定価格は6月13日9:59まで。

スペックは以下の通り。
| OS | Android 13 | 
|---|---|
| SoC | Qualcomm Snapdragon G3x Gen2 | 
| メモリ | 12GB / 16GB | 
| 容量 | 128GB (UFS 3.1) / 512GB (UFS 4.0) | 
| 画面 | 6インチ (2560×1440) 60Hz | 
| カメラ | — | 
| インカメラ | — | 
| 電池 | 6000mAh | 
| 寸法 | 213.9 × 85 × 14 mm, 350g | 
| その他 | ベイパーチャンバー+空冷, コントローラー, microSDスロット | 


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           會原
            會原          


















