海外サイトGSM Arenaは4月28日(現地時間)、サムスンの次期折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold6」について、リーク情報などを基に現状判明しているスペックなどを伝えました。
同サイトによると、Galaxy Z Fold6の発売日は7月10日とのこと。直近2世代のGalaxy Z Foldシリーズはいずれも8月に発売されており、今回は1ヵ月早くなっています。
サムスンは7月下旬に開幕するパリオリンピックでスポンサーを務めていることから、参加選手へ同機種を配布したり、オリンピック限定版を一般販売するため、発売日を前倒しした可能性もありそうです。
ラインナップについては標準モデルとは別に、同シリーズ初となる高級モデル「Galaxy Z Fold6 Ultra」が登場。さらに廉価版モデル(Galaxy Z Fold6 FE)の発売も予想されており、高級・廉価の2モデルまたは高級・標準・廉価の3モデル体制となる可能性があります。Ultraと標準モデルの価格は不明ですが、FEは最安で799ドル(約12万5000円)となる見込みです。
スペックについても見ていきましょう。
まず、Galaxy Z Fold6 Ultraは2億画素のISOCELL HP2カメラを搭載し、本体の厚さは折りたたみ時で12.1mm、展開時で5.6mm、重量は239gとなる見込み。素材には「Galaxy S24 Ultra」と同じチタニウムを採用する可能性もあるとしています。
次に標準モデルのGalaxy Z Fold6ですが、こちらはUltraやFEとの違いに関する情報はありません。Galaxy Z Fold6 FEについては、市場にあわせて「Exynos」と「Snapdragon」のチップセットを使い分け、12GBの実行メモリと256GBまたは512GBの内蔵ストレージを搭載するとのこと。カメラについては1世代前のGalaxy Z Fold5と同じ物を採用し、メインカメラは標準、望遠、超広角の3眼構成となる可能性もあるようです。
メインディスプレイはこれまで通り7.6型のパネルを搭載。一方のサブディスプレイはGalaxy Z Fold5(6.2型)よりやや大型化した6.3型で、アスペクト比22:9のパネルの搭載が見込まれています。
折りたたみスマホの代名詞ともいえる存在の「Galaxy Z Fold」シリーズ。AI機能との相性も含め、新型の正式発表が待ち遠しい製品です。