vivoは4月24日、中国にてミッドレンジスマートフォンの「iQOO Z9x」を発表しました。すでにマレーシア版も発表されているほか、インドなどにも投入見込みです。
iQOO Z9xはiQOO Z9シリーズの最廉価モデルに位置し、SoCにSnapdragon 6 Gen 1を搭載します。同SoCはAQUOS Sense8にて採用実績があり、AnTuTuベンチマークスコアは40万点台後半と、日常遣いには十分な性能です。ストレージは128GBか256GB、メモリは8GBか12GBから選択でき、microSDカードに対応。
ディスプレイは液晶の6.72インチで、解像度はFHD+(2408×1080)。リフレッシュレートは高速な120Hzに対応しています。ピーク輝度は1000nitsと、この価格帯の端末にしては頑張っている印象です。
カメラは5000万画素メインと200万画素の深度測定という構成で、実質1眼のみです。インカメラは800万画素。
バッテリーは6000mAhとかなり大きく、さらに44Wの急速充電に対応。1600回の充電サイクルでも80%以上の容量を保てるとしています。
防水防塵はIP64等級に対応。軽い雨程度なら気にせず利用できるはずです。ステレオスピーカーに対応したうえで、さらに3.5mmイヤホンジャックも備えます。実装にも少なからずコストがかかるでしょうに、低価格機種ほどいまだにイヤホンジャックを備える傾向にあるのはなぜなのでしょうか?
プリインストールOSはOriginOS 4。Android 14をベースとしたvivoのカスタムUIです。中国版の本体色はブラックとシルバー、グリーンの3色。うちグリーンは控えめな模様が入っています。質感に関しては実際に見て触れなければ何とも言えませんが、個人的には嫌いではないデザインです。
中国版の価格は最廉価モデルで1149元。日本円にして2万4000円ほどとなっています。海外版では傾向上もう少し値が張りはするものの、安く抑えながら処理性能を確保したい現地のユーザーにはおススメできるかもしれませんね。
OS | OriginOS 4(Android 14) |
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SoC | Snapdragon 6 Gen 1 |
メモリ | 8/12GB |
容量 | 128/256GB |
画面 | 6.72型 FHD(2408×1080) 120Hzリフレッシュレート |
カメラ | 5000万画素+200万画素深度測定 |
インカメラ | 800万画素 |
電池 | 6000mAh 44W充電 |
寸法 | 165.7×76.0×7.99mm,199g |
その他 |