京セラは、法人向けのスマートフォンであるDIGNO SX4およびDIGNO SX4 Wi-Fiを発表しました。今年10月以降に販売開始を予定しています。
DIGNO SX4はSIMフリーモデル、SX4 Wi-FiはWi-Fi専用モデルという違いがあります。通信関連以外の仕様は共通しており、SoCは5G対応のMediaTek Dimensity 6100+を搭載。比較的新しいチップとなっており、他機種の評判を見るに法人向けスマホの使途に収まる使い方であればまず困ることはなさそうです。メモリは4GB、ストレージは64GB。
ディスプレイは液晶の5.8インチで、解像度はHD+。カメラはいずれも800万画素となっています。バッテリー容量は4000mAhと、本体と画面サイズの小ささを考えれば妥当な範囲。
京セラならではの耐久性もしっかり活きており、アメリカ国防総省のMIL-STD-810Hに準拠した耐衝撃性をアピールし、IPX5/IPX8の防水及びIP6Xの防塵規格を通過。ハンドソープやアルコール除菌シートでお手入れできる耐薬品性能も持ちます。
幅広い業界に応えるべく、SIMフリーモデルには病院や工場で安定した通信を行える自営ネットワーク(sXGP)に対応。また指紋認証とマスクをつけた状態での顔認証に対応しています。さらに小売業界にむけてか、NFCを搭載してキャッシュレス決済の読み取り端末としても利用できるようです。
プリインストールOSはAndroid 14。本体色はブラックとホワイトの2色。
先述した通り、今年10月以降に販売開始見込みとなっています。スペックは以下の通り。
OS | Android 14 |
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SoC | MediaTek Dimensity 6100+ [2.2GHz(2コア)+2.0GHz(6コア)] |
メモリ | 4GB |
容量 | 64GB |
画面 | 5.8型 (HD+TFT液晶) |
カメラ | 約800万画素 |
インカメラ | 約800万画素 |
対応通信規格 (SX4のみ) |
5G NR: n1, n3, n28, n77, n78, n79 4G(FDD-LTE): B1, B2, B3, B4, B5, B8, B12, B18, B19, B28 4G(TDD-LTE): B38, B39, B41, B42 UMTS: B1, B2, B4, B5, B8 GSM: 850MHz, 900MHz, 1,800MHz, 1,900MHz |
電池 | 4000mAh |
寸法 | 約72 × 157 × 10.9 mm, 約180g |
その他 | 5G対応、防水(IPX5/IPX8)、防塵(IP6X)、耐衝撃、指紋認証、顔認証、FeliCa、NFC |