Meta QuestシリーズのMRアプリの開発者が、境界線(ガーディアン)の表示を無効化できる設定を実装できるようになりました。
QuestではVRやMRを遊ぶ際、事前に設定したプレイスペースの「端」に接近すると、枠のようなラインが表示され安全エリアから出ることを警告します。
VR中は、現実の光景が全く見えないので同機能が非常にありがたいのですが、普通に周囲を見ることができるMRでは、話が変わります。
例えばゲーム側でMRオブジェクトが奥に出現し、それに近づいたら(安全的には問題ないのに)境界線が出て没入感が減った……ということが発生していたワケです。
発表によると、現時点では開発側はMRコンテンツのみ境界線の無効化設定を導入できるとのこと。VRゲームの場合は、同オプションは実装できないそうです。恐らく、安全面に配慮したんでしょう。
アップルと並んでMRの発展に注力するメタ社ですが、どちらがMRの「主導権」を握るのか。これからも開発競争は続きそうですね。