米DigitalBridge Group, Inc.は、DB Pyramid Holdingsを通じて株式会社JTOWERに公開買付をすることがわかりました。
買付価格は普通株式1株につき3600円、買付期間は2024年8月15日から10月10日まで。
簡単に言うと、米国の投資会社が作った会社がJTOWERを買収するために、JTOWERの株式を現時点での価格水準としては高い値段で買い集める「公開買付け(TOB)」を実施し、JTOWERを上場廃止にすることで買収します。

買付は現在の株価の倍以上の金額ではあるものの、これまでの株価を考えると安い水準とは言える
買付けが成功すれば、JTOWERは東京証券取引所の上場を廃止し、DigitalBridgeの子会社になります。
JTOWERの主要な株主であるNTTやNTTドコモは応募に同意しています。
外資による日本の通信インフラ企業へのTOBは、経済安全保障など様々な観点から議論を呼ぶかもしれません。