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【悲報】折りたたみMacBook、開発難航。

 OLEDの特性を活かした折りたたみ端末が初めて世に出てから5年以上が経過していますが、Appleはいまだに折りたたみディスプレイを備えた端末を発表していません。

 現時点でApple製の折り畳みデバイスの登場時期やその種類などの噂には事欠かきませんが、著名アナリストのMing Chi-Kuo氏は、Apple製折り畳み機の登場時期について悲観的な意見を伝えました。

 同氏によれば、市場関係者の間では2025年に折りたたみiPadが出るとの観測があったものの、現在のサプライチェーン調査では折りたたみiPadについて全く見通しが立っていないとのこと。

 これについてKuo氏は、折りたたみMacBookを折りたたみiPadと誤認していた人がいたためかもしれないとの私見を述べており、言い換えれば、Kuo氏はAppleが折りたたみiPadを出すとは考えていないということになります。

 代わりに折りたたみ式のMacBookについての情報を伝えており、ディスプレイの大きさが18.8インチに確定したと述べています。

 また、Appleは以前計画していた20.25インチのより大型のデバイスの開発を中止したとKuo氏は述べています。

 しかしその折りたたみディスプレイ搭載MacBookも、ディスプレイと機械の技術的課題により、当初2026年初頭に予定されていた組み立て開始時期が、2027年後半か2028年にまで遅れる可能性があるとしています。

 今回延期が伝えられたのは18.8インチの画面を持つMacBookだと考えられます。過去の報道によると、LGが折りたたみパネルの唯一の供給元となる見込みです。初期の見積もりでは、パネルのコストが600〜650ドル、ヒンジが200〜250ドルになると予想されています。これらの高額な部品コストにより、最終的な製品価格は3500ドル(約51万円)前後になる可能性があるとのこと。

 折りたたみ式端末はここ5年、各メーカーが様々な形態を試行錯誤しており、ASUSやHP、Lenovoなどからすでに登場していますが、Appleはまだこの市場への参入を果たせていません。

 折りたたみスマートフォンとは違ってほとんど普及していないのが実情。折りたたみディスプレイ搭載MacBookが、PC市場で折り畳みディスプレイ搭載デバイスの存在感を高める尖兵になる可能性もありそうです。

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