任天堂は次世代ゲーム機「Nintendo Switch 2(仮称)」に関する情報をほとんど示しておらず、今年度中に後継機について何らかの発表を行うことのみ伝えています。
正式名称すら発表されていない状況ですが、各種サプライチェーン網から断片的なリーク情報がいくつか登場し、まもなく発表されるという時期も相まって期待が高まりつつあります。
そして今回、本体のデザインやその他の詳細を示唆するリーク画像がネット上に現れたようです。Android Authorityが伝えています。
伝えられたところによれば、Nintendo Switchの後継機とみられるCADの画像と、あたらしいJoy-Conおよび本体基板の画像がリークされているとのこと。
後者の実機画像についてはおそらく本物だとされていますが、CADのレンダリング画像については今回の情報源であるRedditの投稿が投稿を更新。それによれば元の投稿者がアクセサリーメーカーから模型を入手し、それをもとにCADモデルを作成したと主張しているようです。つまり、CADモデル自体はいわばファンメイドのようなものですが、投稿者の主張が正しければあくまで実機の寸法に基づいているため、完全なフェイクと断じることはできないと伝えています。
話を戻すと、伝えられたCAD画像を見る限り、Joy-ConのSLボタンとSRボタンがより押しやすく大型化、またコントローラーを取り外すためのボタンのデザインが大きく変わっているように見受けられます。
Joy-Conの画像にはSwitch後継機の簡単なスペックがまとめられており、それによれば8インチのディスプレイにマグネット式のJoy-Con、そして地味に嬉しい上下のUSB Type-Cポートを備えているとのこと。これにより携帯モードで机においてプレイしながら充電できます。
CAD画像に話を戻すと、本体のサイズはおそらく現行モデルである下のデバイスから一回り以上大きくなっており、したがって画面サイズも大型化を実現。側面に目をやると、Joy-Conの接続方法がスライド式から変わり、またサイズも違うために互換性がないことがよくわかります。
このリーク情報自体の信憑性は疑わしいものの、VGCの情報筋によれば、画像内の情報は任天堂のパートナー企業に伝えられている内容と一致しているとのことです。
情報筋自身はSwitch 2の実機を見たことはないものの、デバイスの概要については説明を受けているそうです。また、8インチディスプレイを搭載するという以前のリーク情報とも一致しています。
Nintendo Switchの後継機については幾度かリークはされているものの、現状確たる情報というのはさほど多くありませんでした。しかし販売開始直後に注文が殺到するのは目に見えており、台数が不足していると転売ヤーが湧いて出てくるリスクも孕む為、かなりの台数を量産するはず。そこまでにかなりの情報が出てきそうなところです。