日本でも販売されているXiaomi Pad 6シリーズの後継に当たる、Xiaomi Pad 7および7 Proの登場が盛んに噂されており、スペックの一部がリークされたようです。
Xiaomi Padシリーズはコロナ禍において在宅勤務などによるタブレットの需要の高まりによって復活したタブレットシリーズ。Xiaomiらしいコスパの高さが魅力となっています。
Phone Arenaが伝えたところによれば、直近の発表ではXiaomi Pad 7とXiaomi Pad 7 Proの2モデルが予定されているようで、現行の6シリーズに続いてミッドレンジカテゴリーに属するタブレットとなるようです。
ただし、Xiaomi Pad 5世代では途中から「Xiaomi Pad 5 Pro 12.4」が、Xiaomi Pad 6世代では「Xiaomi Pad 6S Pro」と「Xiaomi Pad 6 Max」が登場したため、今世代も途中から新製品が登場する可能性はありそう。
処理性能に関しては無印がさほど進歩しない一方で、Proでは大きく向上しているようです。Xiaomi Pad 7ではSnapdragon 7 Gen 3が、Pad 7 ProではSnapdragon 8s Gen 3が搭載されるとのこと。
Xiaomi Pad 6ではSnapdragon 870を搭載しており、このAnTuTu(v10)ベンチマークスコアは80万点弱。Snapdragon 7 Gen 3も同様に80万点前後となっており、AI性能などはともかくしてあまり大きな進化は期待できません。
一方でSnapdragon 8s Gen 3を搭載するXiaomi Pad 7 Proは、Snapdragon 8+ Gen 1を搭載しているXiaomi Pad 6 Proと比較して、スコアが120万点台から170万点台へと大幅に伸びています。ゲーム用途としても困る場面はほとんどなさそうです。
ディスプレイに関しては、両モデルとも11.16インチのLCDを採用し、144Hzのリフレッシュレートに対応するとされています。
バッテリー容量は不明ですが、無印は47W、Proは67Wの有線急速充電に対応するとのことです。Proに関しては充電速度がずっと変わりませんが、無印が33Wから47Wへ向上するとすれば、かなり魅力的です。
発売日や価格は未定ですが、今月後半に登場見込みのXiaomi 15シリーズと同時期に登場するのではないかと見られています。