中国OPPO傘下のRealmeが、なんと8000mAhという超ド級の巨大バッテリーを搭載したスマートフォンの開発を進めているという噂が飛び込んできました。Android Authorityが伝えています。
現在のスマートフォンにおいては、バッテリー容量は大体5000mAh前後がメジャー。本体を分厚く、重くすることによって1万5000mAh以上の超巨大バッテリーを搭載したスマホという名の鈍器もあるにはあるのですが、当然実用的ではありません。
しかし近年、大手中華メーカーではいかに多いバッテリー容量を確保できるかの闘争が始まっています。これは重量を犠牲にしているわけでは決してなく、独自開発やEV用バッテリーメーカーとの協業で従来のものよりも高密度のバッテリーを搭載したことによるもの。つまりメーカーの努力で、端末としての利便性を損なわずに駆動時間を伸ばしているわけです。
本題に入ると、Android Authorityは、中国Weiboにて活動するリーカーの数码闲聊站氏が「Realmeが3つの構成のバッテリーをテストしている」と伝えていたとのこと。その内訳は以下の通り。
- 7000mAhバッテリーに120W急速充電、満充電には42分
- 7500mAhバッテリーに100W急速充電、満充電には55分
- 8000mAhバッテリーに80W急速充電、満充電には1時間10分
Realmeはこれらの選択肢のうち、容量と充電速度のバランスを考慮して最適な構成を選ぶとみられています。8000mAhのモデルは80Wの急速充電に対応していながら満充電に70分もかかってしまいますが、そもそもの容量が大きいのでそこまで困らなさそうです。
Realmeは同ブランドにおける次期最上位端末に当たるRealme GT 8 Proにおいて、今回伝えられたバッテリーを搭載するのではないかとウワサされています。
なお、Realmeの一部端末では、150W急速充電&5000mAhと240W&4600mAhを選べるものも存在したことがあるため、なんなら3つすべて登場する可能性すらありそうだと思ってしまいます。今後の情報に期待したいところです。