Googleは、Google Play開発者サービスのバージョン25.14の配信を開始しました。この更新により、3日間一度もロック解除されていない端末が自動的に再起動する機能が導入されるようです。9to5Googleが伝えています。
この機能はスマートフォンのセキュリティを強化するためのもの。しばらく端末を利用していない状態で再起動を行うことによって、データの保護を目的としています。再起動を挟むことによって、ロックが解除されるまでバックグラウンドで動作するアプリを起動させないことにもつながります。
同様の機能は、Apple(アップル)がiOS 18.1で「Inactivity Reboot(非アクティブ時再起動)」として導入しており、Googleもこれに追随した形です。この機能は、Androidスマートフォンとタブレットで利用可能ですが、Wear OSデバイスは対象外です。
個人的には、現代人の必須アイテムになったスマートフォンに関してはこの変更は受け入れられるものの、タブレットでこの自動再起動機能を導入するとかなり不便になりそうな印象です。しかし朗報です。Googleは後日ChangeLogを更新し、この機能がオプションであることを明記しました。これにより、自動再起動を有効にするか無効にするかをユーザーが選択できるようになっていることが判明した形です。
今回のアップデートは、Google Play開発者サービスを通じて配信されるため、OSのアップデートとは別に適用されます。ユーザーは特に操作を行う必要はなく、自動的にアップデートが適用される予定です。