今後のAndroidでは、複数のデバイス間で通知を同期できる機能が導入される可能性があるようです。Android Authorityが伝えています。
それによれば、Android 15 QPR1 Beta 2バージョンの通知設定において、「sync across devices」という表記が確認できたとのこと。ただし、この機能はまだ公開されておらず、またPixelシリーズ限定の機能になるかどうかも不明です。
iPhone/iPad/Macでは、数年前からこういった通知の同期機能が利用できましたが、Androidもそれに追いついた形となります。これによって、たとえばタブレットで閉じたアプリ通知を、スマホでもう一度見ることはなくなるというわけです。
筆者もこういった状況に悩まされることが多かったので、タブレットユーザーや、スマホ2台持ち以上のガジェッターにとっては非常にありがたい機能ではないでしょうか。
また嬉しいことに、Android Authorityは、この機能がPixelシリーズ専用機能にはならない可能性があると伝えていますが、反面その確たる証拠はないとしています。
Googleは、AndroidやWearOS向けに、端末の設定や機能を共有できる「クロスデバイスサービス」をAndroid 11以降の端末に7月ごろから展開しています。
この中には、所有する他のスマホのテザリングを有効にできる「インスタント アクセスポイント」といった機能もあり、異なるメーカーのAndroidスマホ・タブレットを連携させる機能を充実させようとしているのが伝わります。
またAndroid 11以降の端末にGoogle Play開発者サービスのアップデートにて対応しました。今回の通知同期の項目はAndroid 15 QPR1 Beta 2より発見されましたが、同様に古いバージョンのAndroidでも利用できる可能性はありそうです。続報に注目したいところです。