シャオミが自社開発のスマートフォン向けSoC「玄戒(XRING)O1」の存在を正式に公表しました。シャオミの創業者兼CEOである雷軍氏は、正式な登場が今月末に迫っていることを発表しました。
シャオミのCEO雷軍氏が自身の公式Weiboアカウントで明らかにしたもの。同社はXRINGに関する詳細をまだ公開していませんが、最近の噂によれば、このチップセットはTSMCの4nmプロセスで製造され、3.2GHzで動作するコア1基、2.5GHzのパフォーマンスコア3基、2.0GHzの省電力重視コア4基という1+3+4のコア構成を特徴とするとのことです。
Digital Chat Stationによると、XRINGは印象的なパフォーマンスを発揮するものの、Snapdragon 8 EliteやDimensity 9400シリーズなどの現行フラッグシップチップセットのレベルには達しないとしています。また別のリークでは、このシャオミのチップセットはSnapdragon 8 Gen 2と同等のパフォーマンスを発揮する可能性があるとも。
2017年のSurge S1以来、シャオミ初の自社製チップとして登場するXRING。期待したいところです。

独自SoCであるPinecone Surge S1を搭載したXiaomi Mi 5c(2017)