ソフトバンクのオンライン専用ブランド「LINEMO」が、スマートフォンとeSIMに関する実態調査の結果を発表しました。この調査は全国のスマートフォン利用者2100人を対象に実施されたものです。
物理的なSIMカードを必要としないeSIMについては、全体の76%がその存在を認知しているものの、実際の利用率は31%にとどまりました。
ただ、20代に限ると利用率は4割を超えており、若い世代での普及が進んでいる様子がうかがえます。
eSIMを利用しない理由としては、「面倒そう」「設定が難しそう」といった心理的なハードルが大きいようです。
一方で、eSIMを一度でも利用した経験者のうち83%が、手続きや設定を「簡単だった」と回答しており、利用前のイメージと実際の体験との間に大きなギャップが存在する「eSIM食わず嫌い」の状態が浮き彫りになりました。
LINEMOでは、こうした心理的なハードルをなくし、誰もが気軽にeSIMを試せるよう「かんたんeSIM開通アプリ」といったサポートを用意しているとのことです。