中国nubiaのゲーミングブランド、REDMAGICは中国国内でゲーミングスマートフォンであるREDMAGIC 11 Proシリーズの発表を予告しました。
REDMAGICシリーズは冷却システムとして冷却ファンを搭載してきましたが、予告によると今回なんと水冷システムを追加。水冷システムはポンプを用いて水を循環させることで、内部の熱を吸収・発散させる仕組みとなっています。
水冷システム搭載のスマートフォンはOnePlus 11 Conceptというコンセプト機がありましたが、商品化は初。
冷却液には低温・高温に強く、絶縁性の高いフッ素系液体を使用。循環を行うポンプは80mwの省電力設計であるといいます。また、落下や衝撃などによる液漏れ防止のために、クッション性の高いポリマー素材を使用しているようです。
さらに、REDMAGIC 11 ProシリーズではシリーズではじめてIPX8の防水規格に対応。冷却ファンの存在が防水を困難にしているかと思いきや、基盤に水が浸入しないよう気密性の高い材料を用いることで対応を可能にしているとのこと。ファンの回転数も2万4000r/PMへと向上しています。
SoCには最新のQualcommのフラグシップSoC、Snapdragon 8 Elite Gen 5を搭載。独自のゲーミングチップ「RedCore R4」も搭載し、超解像・スーパーフレームによる2K 144Hzでのゲーム表示などに対応しているといいます。
デザインも公開されており、UDC(アンダーディスプレイカメラ)によるフルディスプレイ仕様であることが確認できます。REDMAGIC恒例のシースルーのカラバリでは、内部の液体冷却が循環する様子を観察可能な面白いデザインとなっています。
REDMAGIC 11 Proシリーズは、中国国内で10月17日に発表予定。さらなる詳細が気になるところです。