SONYのWindowsPhoneが、陽の目を見ることはあるのだろうか?
以前から噂のあったSonyEricsson製のWindowsPhoneの画像がリークされた。スライドQWERTYキーボードを備えた機種となっている。
完全に試作機でしかないが、驚くべきことに、バグひとつなく完璧に動作していたという。
この機種自体は、開発が止まってしまっているとされている。
エリクソン出身のCEOがWindowsPhone7を出したがっていることを示唆する発言は確かにあった。しかしながら、SONYブランドの携帯電話部門として統合されていく今、SONYのコンテンツやエンターテインメントを実現する上で最も最適なプラットフォームが自由度の高いAndroidであり、これに注力していくことをSONYは繰り返し述べている。
そのような状況でWindowsPhone7を出す可能性は高いとは決して言えない。もし、「Xbox Live搭載のXPERIA」などSonyEricssonが本当に発売していたとすれば、PlayStationブランドを持つSONYから見れば、もはや「関東軍」でしかないだろう。筆者は、SONYによるSonyEricssonの100%子会社化にはこうした思惑もあると考えている。
電話屋としてのエリクソンの血が疼くのもわかるが、Symbian S60、Android、Windows Mobileとプラットフォームが併存する状況を、切り捨てる決断をしてきたはずだ。XPERIAブランド、ひいてはSONYブランドのために、何に注力すべきかは自身が一番よく理解していると信じている。
via NokiaWP.net