“Charlie Don’t surf !”(ベトコンはサーフィンしないだろ!) –
ギルモア中佐
どうもこんにちは。
年末以外は毎日くだらないネタをご提供していたつもりだったのですが、
昨日はついにネタ切れを露呈したお陰で一日休んでしまいました。
人間なんてそんなものだよね。…ということで、再びいってみましょう。
今回も、ネタ切れの時に頼る海外盤ブルーレイです。
おなじみフランシス・コッポラの代表的作品「地獄の黙示録」、
わざわざイタリア盤をamazon.itで購入していました。
お値段は約32 ユーロ(購入当時のレートでだいたい3,200円)、
UPS送料込みです。なおイタリアから3日程度で到着しました。
なぜイタリア盤か、なのはディスク仕様をご覧ください。
[ディスク仕様]
[リージョン] B
[ディスク枚数]2枚組 ※
[収録内容]劇場公開版、特別完全版(公開版+53分の追加映像)
製作者インタビュー、追加シーン、オミットされたシーン、その他
[映像] H264/AVC 1080p
[音声・字幕]特別完全版は日本語音声・日本語字幕あり
特典映像にも日本語字幕あり
音声はDTS-MA 2ch(48kHz/16bit)
※日本ではこれに本映画の制作ドキュメンタリー
「ハート・オブ・ダークネス」を加えた3枚組が出ています。
イタリア盤でも同じ仕様はありますが、
今回はケチるため2枚組を購入しました。
他国でも出ているのですが、イタリア盤のみなぜか
日本語字幕が入っている(ただし字幕フォントが明朝体)という、
不思議な仕様となっているので購入したわけです。
・ソフト外観
では定番通り、ジャケットから見ていきましょう。
さすがにSpecial Editionとある通り、スティールケースです。
ジャケット裏。
ディスク2枚組。ライナーノーツやパンフレットなどはありません。
・この映画の(個人的)キモ
この映画は本来、ベトナム戦争における人間の心の闇を
うんたらかんたら、という話をすべき難しいテーマの映画なんですが、
そういうのは賢い人にお願いすることとしましょう。
何と言ってもこの映画のキー・キャラクターは、
主人公ウィラード大尉でもなければ、ベトナムの奥地に
自らの王国を作ってしまったカーツ大佐でもありません。
冒頭の画像に出てくる、帽子とグラサンがトレードマークの
ビル・キルゴア中佐であることは確定的に明らかです。
物語序盤に出てくるこの人、空挺部隊のボスとして以下のような
とっても狂ったユニークな特徴をお持ちです。
・サーフィンするのに最適だという理由で敵地に殴りこむ
(語弊はあまりありません)
・瀕死の敵に水を飲ませようとする男気を見せている途中、
サーフィンの名手である部下を見つけた途端敵を放置
・敵地に「ワルキューレの騎行」を大音響で鳴らしながらヘリで突撃
(有名なシーンですね)
まあこんな感じで、ある意味戦争での狂気をこれ以上適格に表した例は
ないといってもいいくらいの活躍を見せてくれます。序盤だけ。
この一連の流れを観るためだけに輸入してもいいと思います。
・まとめ
やっぱり戦争映画は、ひとり位イカれた人が出ないと
面白くないですね(棒
ではまたお会いしましょう。