既報通り、ソフトバンクモバイルは、「シンプルスマホ 204SH」を正式に発表しました。ネーミング的にはZTE製のシンプルスマートフォン後継機、位置付け的にはSHARP製造の「かんたんケータイ」、そして何より商売敵のNTTドコモの「らくらくスマートフォン」への対抗馬、ということになりそうです。
老人向けのシンプルなメニューを採用。もちろんOSはAndroid 4.0で、Google Playには名目上非対応。(apkファイルはインストールできるかな?)前面のハードウェアキーはAndroidとしては変則的な通話、ホーム、メールの3つ。
タッチパネルをただ単に「触れた」のか、それもと「押したのか」を判別し、タッチ位置を表示し、バイブレーションで利用者にフィーリングがあるとのこと。これはドコモから販売されている富士通製の「らくらくスマートフォン F-12D」を意識したものですが、ハードウェア的に実際に押し込めるタッチパネルを採用したF-12Dの方に優位性があると言えそうです。
ディスプレイは4インチWVGA(800×480)、カメラは490万画素となっています。ワンセグ、赤外線通信に対応。テザリングやおサイフケータイには非対応。
月額2980円の「パケットし放題フラット for シンプルスマホ」も登場。毎月のデータ通信量が500MBを超えると、通信速度が最大128kbpsに落ちるという制約も、NTTドコモのF-12D向けのプラン「らくらくパケ・ホーダイ」のコピーですね。
2013年5月上旬以降発売、4月26日より予約開始となります。爆発的普及を見せるスマートフォンも、高齢者層はまだまだ未開拓ですが、どれぐらい売れるのか注目したいところです。
情報元:SoftBank