消費者庁は 2013年5月21日KDDIに対して、iPhone5のau 4G LTEエリアに関する誤表記に対して、措置命令(不当表示の撤回、再発防止を求める行政処分)を下しました。
対象となったのは、KDDIが「自社カタログおよび自社Webサイト」において掲載していた以下の二点となります。
- Android のみが利用できる 800MHz および1.5GHzの LTE エリア拡充計画にあたかも iPhone5 が利用する2.1GHzも含まれるような表記をした。
- iPhone 5 が利用できる2.1GHzのLTEにおいて、理論値 75Mbps が利用できるエリアは極めて限られており、14%に過ぎなかった。
[筆者注] iPhone5が利用できるLTEエリアが14%でなく、最大 75Mbps の速度を利用可能なエリアが14%であった形です。
KDDIは今回の命令を受け、対策と再発防止策(内部監査をもうける、従業員に対する教育を徹底するなど)を発表しました。
情報元:KDDI株式会社に対する景品表示法に基づく措置命令について(PDF)(ミラー)