北朝鮮の地方メディアは、北朝鮮の最高指導者 金正恩国防委員長が、「5.11工場」を視察する様子を公開しました。
金正恩氏が手に持っているのは、北朝鮮初の国産スマートフォン「Arirang AS1201」です。パンフレットからは、少なくとも4色のカラーバリエーションを持っていることがわかります。
朝鮮式のソフトウェアと説明されていますが、間違いなくバージョン4.0以降のAndroidベースのOSを搭載していることが確認できます。高画素なカメラであると伝えられていますが、詳しいスペックや仕様書は公開されていないようです。
外国人向けに3Gインターネットアクセスを承認するなど、開放への兆しを感じさせる北朝鮮。安い労働力によって作られる「北朝鮮製スマートフォン」は、一体どの程度の品質で、どの程度の価格で提供されるのでしょうか。楽しみにしておきたいところです。
ちなみに金正恩氏自身は、AppleのiMacやHTC製スマートフォンを利用していることが明らかになっています。
情報元:NORTH KOREA TECH 経由:THE NEXT WEB