東洋経済オンラインは、日本におけるWindows OS搭載タブレットの急成長の背景に、人気ゲーム「艦隊これくしょん(以下、艦これ)」があることを伝えました。
アメリカの調査会社ガートナーの調査によれば、世界のタブレット市場におけるWindows搭載機のシェアは、わずかに2%に過ぎず、日本でも昨年までは3%台で低迷を見せていたものの、昨年後半から急激にシェアを拡大。BCNの調査結果によると、台数ベースでは、今年2月に日本国内のシェアは15%に到達しており、順調な推移を見せています。
こうした傾向は日本のみで顕著であり、背景にあるのが「艦これ」であると考えられています。これはDMMと角川が共同開発したブラウザゲームです。Flashで動いているため、iOSや最新のAndroidを搭載したタブレット端末では動作せず、外で遊ぶにはWindowsを搭載した端末が適しています。
「艦これ」ユーザーの間で評価を得ていたLenovo製の8インチタブレット「IdeaPad Miix2 8」は、目標を上回る販売台数のために供給が追いつかず、海外市場向けの在庫を日本市場に回すほどの人気ぶりであったそうです。こうした「艦これ『特需』」についてのメーカー関係者の嬉しい悲鳴は、情報元の東洋経済オンラインの記事で読むことができます。
今後、メディアミックス展開によりアニメ化も予定されている本作。ますます勢いを増していきそうです。
情報元:東洋経済オンライン