スペイン・バルセロナで開催されたMWC 2014で、SONYはフラッグシップモデルとなるXPERIA Z2やZ2 Tablet、M2を発表して話題となりました。
しかしSONYはスマートフォン・タブレット以外にも、さまざまなチャレンジングな製品を展示、発表しています。
SmartEyeglass
あくまで実製品にまで至っていないコンセプトの展示品ですが、本機はメガネ型のAR端末です。空港でチェックインする時はメガネが適切な方向へと案内し、サッカーの観戦中には気になった選手の名前や得点を表示する、といったことを実現できるというのがこのコンセプト製品です。
XPERIAのカメラには、カメラ上に写ったものが何であるか、表示された文字列に何と書いてあるのか、情報を表示する「info-eye」という機能がありますが、これを推し進めてメガネに組み込んだら、こんな形になるのかもしれませんね。
Lifelog Camera
(画像引用元:engadget)
小型の「Lifelog Camera」は、常に身につけて、生活シーンを定期的に撮影するという一風変ったカメラです。
SONY Mobileの商品企画部門とUX商品企画部を統括する黒住氏は、このコンセプトを日常をスライスするものと表現しており、プライバシーの問題はあるものの、実際に商品化する意向をengadgetのインタビューで示しており、どのような形で私達の前に登場するのか、楽しみなところです。
FeliCa内蔵microSDカード
こちらはMWC2014でデモが行われたFeliCa/NFCを内蔵したmicroSDカードです。これをスマホに挿入することで簡単におサイフケータイ化できるわけです。iPhoneに装着するためのジャケットも用意されているようで楽しみですね。
世界的には携帯端末の非接触決済の分野ではNFC Type-A / Bにシェアを奪われてしまっている現状ですが、FeliCaのシェア拡大にどこまで貢献できるのか、期待したいところです。
さまざまな製品の登場したMWC 2014で、数年後の未来が少しだけ見えた気がしますね。