SanDiskは、「サンディスク ウルトラ プラス microSDXC™ UHS-I カード 128GB」を、日本にも出荷することを正式に発表しました。
これまで市場に出ているmicroSDXCとして最大容量のものは、64GBですから、今回発表されたものはその2倍の容量となります。SanDiskは技術革新により、フラッシュメモリを髪の毛よりも薄くカットすることで、従来の8枚から16枚に増設。容量の倍増に成功したそうです。
SanDiskは、2004年に128MBのmicroSDカードを発売していますが、この10年で、同じフォームファクターで1000倍の容量にまで拡張できたことになります。
本製品はモバイル向けと謳われており、動画を多く詰め込むユーザーには打ってつけかもしれません。UHSスピードクラス1とCLASS10に対応していることから、高速でファイルの読み書きができます。ただし、現在市場に出回っているスマートフォンやタブレットの多くが動作保証している外部ストレージの容量は、せいぜい64GB程度ですから、実際に利用する場合は自己責任ということになりそうです。
日本では4月より出荷となります。さすがに128GBともなれば利用するユーザーも限られてきそうですが、筆者はFLAC形式の大容量の音楽ファイルや、nasneのTV番組を転送しているため、64GBのmicroSDXCでもやや足りていないので、個人的に興味のそそるところではあります。
情報元:SanDisk