SoftBankは、これまでSoftBankの販売する端末に限定していたプリペイドサービス「プリスマ」を、他社のスマートフォンにも開放することを明らかにしました。
「プリスマ」は、通話のほか、データ通信等(3Gパケット通信 / SMS / MMS / SoftBank Wi-Fiスポット)を利用可能な、プリペイド式のサービスです。毎月の基本使用料はなく、利用料金の前払方式。そのため普段は通話のみ利用し、必要なときだけデータ通信を申し込むといった柔軟な用途にも対応可能です。チャージは電話機から1400へダイヤルすることでも行うことができます。
今回、他社のスマートフォンに「プリスマ」を開放するにあたって、料金体系の差別化は特にない模様ですが、SIMを発効できる他社販売の「対象機種」には条件があります。「SIMロック解除されていること」「技術基準適合証明(技適)を取得していること」「製造番号(IMEI)が確認できること」の3つを満たしており、なおかつ「Apple社製以外のスマートフォン(iPhone、iPad、タブレットやデータ端末を除く)」である必要があります。
つまりSIMロック解除サービスを適用したNTT docomoのAndroidスマートフォンや、日本のGoogle Playで購入したNexusシリーズ、FlearPhoneなどをSoftBankの「プリスマ」取り扱い店舗に持ち込めば、プリペイドSIMを発効してもらえることになります。
スマートフォンの普及に伴い、SIMフリー機などの多様なニーズが生まれる中、SoftBankがMVNOへの回線開放やプリペイドサービスの拡充を行ってくれることは、ユーザーにとって期待の持てる動きと言えそうです。「プリスマ」の他社販売端末への提供は、3月4日以降となります。
情報元:SoftBank