「すまほん!! 新加波出張所」より、こんにちは。ひろ・おかです。
先程までXperia Z2の記事を書いておりましたが、HardwareZone Singaporeでこんな記事を発見しましたのでご紹介致します。
HTC One M8、SIMを認識しないトラブル発生
シンガポールでは4月5日より通信事業社経由で発売が開始されましたHTC One M8ですが、HTC SingaporeのFacebookページに、複数のユーザーから「SIMカードを認識しない」トラブルについて問い合わせが発生したと報告されています。
コメントを見ていきますと、問題がHTC側に初めて報告されたのはなんと、発売初日!購入当初は問題なかったものの、ふと気がつくと「SIMカードの種別を尋ねる画面になり、何度設定しても突然その画面がまた復活する」とのことです。
シンガポールにはPost Paid(月払い)とPre Paid(プリペイド)、2つの契約体系がありますが、一部の携帯端末ではSIMを挿入した際、そのSIMがどちらであるかをユーザーが設定するウィンドウが表示されます。通常、その設定は1回きりなのですが、それが何度も何度も表示され、その間は通信・通話が全く出来ない状態になってしまうそうです。
HardwareZone Singaporeでは4月7日付けで記事を掲載しておりますが、自サイトのフォーラムでも同様のトラブルに悩まされている人を発見したとあり、中には全ての通信事業社のSIMを挿入しても同じ状況になったと報告するユーザーも。
一方のFacebookでは、最初の投稿を皮切りに同様の症状に陥ったとの旨が次々にポストされ、中には「失望した!」と怒りをあらわにする投稿も出始めました。
怒りの原因には対応の不味さも……
このように一部ユーザーから怒りを買う形になったHTC Singaporeですが、筆者が見るに、これは確実に火に油を注いでしまった、なんて思える一幕も。というのは、投稿者への返信がほぼ一貫して以下の通りなためです。
Please drop us a call at (Call Number) for our customer care officers to better understand your problem and help you.(お客様に発生した問題をより正確に把握・対処するために、カスタマーサービスへご相談下さい。)
このテンプレートとも言える返信に、決して安くはない買い物をしたユーザーからは非難轟々(ごうごう)。ついには「被害者の会」ともいえるサイトを設立したユーザーも現れる(Facebookにポストされています)など、今も混乱が続いております。
HardwareZone Singaporeはこの案件について調査を続行するとのことですので、筆者も注視して参りたいと思います(だって、買っちゃったんだよ。4月7日に……)。