Googleは日本市場において、スティック型端末Chromecastを本日より発売します。Amazon.co.jpでも昨日から特設ページが開設されており、本日午前9時より、Amazon.co.jpでの注文受付も開始されました。発売日は5月29日となっています。
価格は4200円、税込みでは4536円。9時になって、注文ボタンがあらわれてすぐにボタンを押しましたが、お届け予定日は5月30日〜6月1日予定に。
Chromecastは、モニターやテレビにHDMI接続し、Wi-Fi経由でスマートフォン・タブレット・PCの動画などのコンテンツを出力することができます。
従来でもスマートフォンをHDMIケーブルでテレビに繋いだり、セットトップボックスやHDMIドングルを用いて、インターネットの動画コンテンツやブラウジングをテレビで楽しむことは可能でした。しかしそれらはあくまで画面をそのまま出力しているだけです。
Chromecastの場合、若干様相が異なります。確かにスマートフォンとシークバー(再生位置)が同じなど、まるで画面をそのまま出力しているような感覚に陥りがちですが、そうではなく、スマートフォンから受けた指示をChromecastが引き継いでいるといった方が正しいでしょう。そのため、スマートフォンに着信などがあれば、そちらをスマートフォンで受話したとしても、Chromecastは動画再生を続けているという状況もありえるのです。そこが他の手法と決定的に異なる点でしょう。
Chromecastとは、テレビをインターネットに繋ぎ、スマートフォンを優秀なリモコンに変えてしまう、有能な仲介役なのです。
一体どんな使い方ができるのか、届き次第早速使ってみようと思います。