SAMSUNGのフラッグシップモデルGALAXY S5が、発売からわずか25日で、世界で1000万台を出荷したことがわかりました。
SAMSUNGのGALAXYシリーズの1000万台突破記録は、GALAXY Sが7ヶ月、S2が5ヶ月、S3が50日、S4が27日の期間を要しており、今回S5が25日で達成したということは、過去最速となり、毎回最高記録を塗り替えていることになります。
SAMSUNGはGALAXY S5の販売数を増やすために、世界125カ国で同時販売しています。昨年のGALAXY Note 3は58カ国、GALAXY S4は60カ国でしたが、SAMSUNGの持つ世界屈指のサプライチェーン管理能力を活かし、今回は2倍以上出荷できた模様。さらにGALAXY S5は今月までに、150カ国以上、350以上の事業者を通じて販売される予定です。
GALAXY S3が計6000万台以上出荷されたのに対し、GALAXY S4は4000万台程度にとどまったことから、SAMSUNGはGALAXY S5の値段を100ドルほど下げている模様です。
これまでGALAXY S、S3といった奇数のモデルは比較的多く売れ、S2やS4といった偶数モデルは予想よりも少ない販売数となっています。携帯電話の販売形態が、2年契約の事業者が多いことが関係しているかもしれません。このジンクスに従えば、GALAXY S3からのユーザーを巻き取ることができれば、GALAXY S5は大きなヒットが期待できる、ということが言えそうです。
[訂正]キャリアへの販売となるため、正確には出荷であることから、表現を改めました。ご指摘ありがとうございます。