海外の有名リーカー、evleaksことEvan Blass氏が、Twitterで引退を表明しました。これで2年の活動に終止符が打たれる形になりそうです。TheNextWebによれば、収益性の問題と、持病の悪化が理由だそうです。
All good things must come to an end. Thank you for an amazing two years. [RETIREMENT]
— Evan Blass (@evleaks) 2014, 8月 3
TheVergeによれば、彼は2004年から多発性硬化症を患っていたそうです。また、Android Policeでのインタビューによると、彼の経歴は、2005年から2008年はengadget、その後obsessable.comに移り、2010年から2012年までPocketnowで編集者をしていたようです。これまで病気と闘いながら更新されていたのでしょう。
彼は、最もお気に入りだったリークとして「HTC M8 PRIME」を挙げています。しかしながら、「この機種は死んだ」と述べており、開発中止が示唆されています。
evleaksの引退表明直前、最後にリークされたのはMoto 360の最終デザインのレンダリング画像でした。
Motorola moto 360, 2014 – http://t.co/m0d7Y4aHzW pic.twitter.com/53GaCOpAG0
— Evan Blass (@evleaks) 2014, 8月 2
今回の引退表明は残念ですが、evleaksにはお疲れ様でしたと労いたいところ。
ただし、evleaks名義のいくつかの各国語版のTwitterアカウントは、彼から情報を仕入れつつも、独自の情報が発信されることもありました。特に日本語版のevleaksJPは、KDDI向けのHTC端末を始めとして、独自の情報に精通しています。今後のアカウントの動向が気になるところです。