フランスのテック系Webサイト「01net」は、GoogleがAndroid Wearアプリを、iPhone / iPad用に開発していると報告しました。今はApp Storeで公開する準備にとりかかっているとのこと。
Googleの腕時計用OSであるAndroid Wearは、これまでiOSに対応していませんでした。
さらに報告によれば開発者会議Google I/Oで明らかにされ、早ければ4月にもリリースされるそうです。
AppleはiOSとの連携を前提としたApple Watchを、北米などの市場で、同じく4月にリリースすると伝えられています。GoogleはApple Watchの購入を検討しているiOSユーザーを取り込もうとしているものとみられます。
Apple Watchは種類も少なく値段も高くなるとみられていますが、Android Wear搭載のスマートウォッチは多数あり、様々なデザイン・価格帯から選択することができます。GoogleにとってはApple Watchの伸張を阻止し、ユーザーにとってはスマートウォッチの選択肢が増えることになります。以前、Moto 360とiOSの接続に成功した開発者もいましたが、4月になれば誰でもそれを実現できているのかもしれませんね。