Huaweiの最新ファブレット「Huawei Mate 8」が正式発表されました。
この機体にはHiSilicon製の最新SoC「Kirin 950」が搭載されています。スマートフォンのスペックを測定するAnTuTuベンチマークによると、9万4250点という極めて高いスコアを記録したようです。
現行のハイスペックSoCとしては、QualcommのSnapdragon 810搭載機は6万点台、SamsungのExynos 7 Octaは7万点台。これらをも凌ぐスコアを叩きだしたことになります。
しかしこのスコアの記録はすぐに打ち破られたかもしれません。
Exynos 8 Octa(Exynos 8890)を搭載するGalaxy S7と思われるSamsungの機体「SM-G9300」は、10万3692というスコアを記録しました。
今までのどの機体よりも高性能であることになります。最新機種によってどんどん記録が塗り替えられていきますね。昨年のGalaxy Note 4は4万点台でしたので、スコアは2倍以上に伸びていることになります。
ただし、これらのベンチマークスコアが捏造ではないとは言い切れないことや、実製品のパフォーマンスが優れていることには必ずしもつながらないことには気をつける必要があります。特に発熱でパフォーマンスや電池持ちが悪いなどの問題も潜んでいるかもしれないからです。
Galaxy S7やHuawei Mate 8は早ければ2016年第1四半期に発売される見通しです。
また、Sony Mobileを始めとする国内メーカーなど、数多くのメーカーが搭載する可能性があるSnapdragon 820や、各社が開発中と噂されている独自SoC、意外に広まりつつあるMediaTek製プロセッサの情報にも注意しておきたいところです。